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2006年11月26日

血流が滞って起きる於血は冷えを起こし太りにくい体質になっています。ノロノロ血を解消して痩せ体質にする脊柱起立筋伸縮ストレッチ法を紹介

ノロノロ血人間は太る!於血状態を解消して脂肪燃焼アップを!

中国の中医学では、血の巡りが悪い状態を「於血(おけつ)」といいます。
そして、それが太りやすい状態だと考えられています。
中国の痩身治療では、血の流れをよくするさまざまな治療が行われています。

【中医科学院】
年間30万人以上が訪れる。その中で痩せるための治療をしているのが、「減肥」という治療。
ガラス玉と火で皮膚を吸い上げる、耳のツボに漢方を塗りつける、背中を強くこする等6種の治療を行い血のめぐりを良くする。1ヶ月で15kgの減量に成功した人もいる。

番組では「於血」状態がどんな状態であるかを科学的に検証し、血の流れをよくするポイントと、流れを改善し太りにくい身体にするストレッチ法を紹介されました。

【於血とは】
血の流れが滞り、うまくサラサラ流れない状態で、ちょうど高速道路でいえば車の列ができて渋滞しているようなものです。
「於血」になると皮膚に透明感が無くなりシミが増えたりし、さらに悪い方向に進んでいくと生活習慣病の原因ともなります。

この中で下腹部に血液が滞った状態になると、老廃物を含んだドロドロした血液が下腹部によどみます。このよどんだ血液が原因で下腹部にむくみを起こしています。
また、内蔵機能(肝臓・腎臓・胃腸)の低下がおきます。

※ドロドロ血は中性脂肪やコレステロールが血中に多く存在して血液そのものが流れにくい状態です。ノロノロ血=於血は滞って溜まるような感じです。
どちらも血液が流れにくいという点では同じなのですが少し違っているようです。

冷え、肩こり、腰痛、肌荒れ、にきびができやすい、生理痛、肥満気味で痩せることができないと言った症状があります。

【於血チェック】
耳たぶの裏、真下1cmのくぼみ(胸鎖乳突筋・きょうさにゅうとつきん)を押さえる。
痛い人→於血になっている可能性

【番組では】
運動不足・同じ姿勢を続けることで筋肉が硬直し、こり(腰痛・肩痛等)が発生します。
この硬直した筋肉が太い血管を圧迫して血流が落ちるのです。この血流量が落ちた状態をノロノロ血と呼んでいます。
このノロノロ血の人は、毛細血管に異常が発生するのです。
毛細血管がいびつに変形し、ぐにゃぐにゃして血が流れていない部分もでてきてしまいます!
地球2周半にも及ぶ長さをを持ち毛細血管に、酸素が供給されなくなります。すると、細胞の熱産生に関わる脂肪分解酵素リパーゼによるエネルギー変換もされなくなるのです。

於血チェックで痛みのある人、無い人でその代謝量を比較すると、
同じ動きをしても、1ヶ月で500g分(手のひらに覆うくらいの脂肪の量です。)、年間6kgの脂肪燃焼量を損している計算になります。つまりそれだけ代謝されない身体になっているのです。

※番組では特に説明はありませんでしたが、毛細血管に血流が滞ることで女性に多い”冷え”にもつながります。生理不順や生理痛にも関連しています。
※お腹の血流量を調べていましたが、お腹の中で血流が一番多いのが肝臓です。肝臓に血が流れにくいということは内蔵脂肪の蓄積にも関わります。(肝臓を元気にすることでメタボリックシンドームは解消されると、以前のあるあるでは紹介していましたので関連性は高いですね。ちなみに大豆(朝・晩)とお酢(昼)を摂取することで解消という内容のときです。)

【於血の解消法】
於血解消法のポイントは「背中」!
・中医学では血のめぐりを良くするには背中の刺激が一番いい
背中を10分刺激すると3倍の血流量になります!
その中で特に効果がでた場所は脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)。
長く大きい筋肉で支えている部分です。常に重力と戦っているので筋肉が硬直しやすいため、その周りの血流が落ちるのです。

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【脊柱起立筋伸縮ストレッチ法】
・まず座ります
・足の裏を同士をくっつけ、膝を開きます。
・つま先を手で下側から持ちます。
・ゆっくり息を吸いながらつま先を持ちあげて、背筋をのばします。
・この状態で息は普通にし、5秒間静止します。
・次に息をはきながら力を抜いて前にかがむ(背中を丸めるようにする)、つま先も下ろす。
・この状態で5秒静止します。
この脊柱起立筋伸縮ストレッチ法は朝晩各10回です!

※背中を刺激したときに、ツボと思われる位置にシールを貼っていました。
肝兪(かんゆ)、胆兪(たんゆ)、脾兪(ひゆ)、膈兪(かくゆ)等、背骨からそれぞれ指2本分外側にあるツボなのですが、そのツボの位置のようにも思われます。これらは関係する内蔵の調子を整え、血流を良くし、冷えに対応するツボです。

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【血液の働き】
血液には赤血球、白血球、血小板、血漿などでできています。

ガス交換 赤血球が身体の末端の細胞にまで酸素を運び、変わりに二酸化炭素を持ち帰る。
栄養分の運搬 細胞に栄養分を運んで老廃物を持ち帰る。
水分・塩分などの調節 身体の細胞が必要な水分・塩分・カルシウム・リンなどを調節する。
ホルモンなどの運搬 ホルモン・ビタミンなどを運ぶ。
有毒微生物の防御 外部から侵入してくる細菌・ウィルスなどを攻撃し、身体を守る。
止血作用 血管が損傷したとき、血栓を造り血流を止める。
体温の調節 身体の中心部で発生する熱を、全身をめぐる血管で放散し、体温を調節する。

【血液の流れが悪くなる原因】
毛細血管が異常に細くなる ⇒肥満・ストレス・タバコなど
心臓の働きが悪い ⇒心負担の低下・心臓病など
血液の粘度が高い ⇒コレステロール・中性脂肪の増加
於血症 ⇒血液の滞り・汚れ
自律神経の乱れ ⇒環境の変化・ストレスなど
気力の減退 ⇒気は血を流す。